矢入研究室は,矢入郁子が大学教員として上智大学に赴任した2008年4月に誕生しました.乳幼児を抱えた教育経験のない新米教師による研究室立ち上から15年,2023年3月末までに90人を超える卒業生が社会に巣立ちました.
矢入研究室では,情報通信の未来を切り拓く研究開発と人材育成とを目指しています.講座名には,学問として確立されていない新しいスキマ領域に情報通信の未来があると考え,情報 (コンピュータ,データ,コンテンツなど)+メディア(インターネット, クラウドなど)+コミュニケーション(通信技術だけでなく人間のコミュニケーションも)+学 =「情報メディアコミュニケーション学」を講座名に付けました.人工知能から,ヒューマンインタフェースやヒューマンコンピュータインタラクションのデザイン,通信までを含む幅広い領域を対象に,面白い,役に立つ研究を実行していきたいと思います.
2024年度現在は,
・実際に脳計測を行ったり,脳波から深層学習で感情や集中度などの情報を取り出したりする”脳情報デコーディングの研究”
・情報通信システムを対象に,人が行う設計を自動化する”設計AIの研究”
・河川や湿地帯の水や土壌を採取してそこに含まれるバクテリアのゲノムデータの統計的解析から水環境について考える”微生物叢ビッグデータ時空間解析の研究”
などを行っています.
(矢入郁子の実名でのSNSはFacebookのみで,その他のSNSの矢入郁子アカウントは私とは無関係ですのでご注意下さい.Facebookは友人や小中高大の同窓生,職場の同僚,同業者との交流のために使わせていただいております.ご連絡のためだけにお友達申請をいただいてもお受けできません,どうかお許しください.)